会長だより  Vol.3


 第2信からあっという間に1か月が過ぎてしまいました。
 よい天気に恵まれた連休でも、国民は必死になって外出を控え、大きな感染の波は下方に向かい、39県の緊急事態宣言が解除、関西地方も解除になるようです。

 連盟では6月の理事会、評議員会等の会議開催を「三密」を避けるため、異例ではありますが、書面決議の方法で実施することといたしました。
 その為、各支部へは“オーディション開催についてのアンケート”をお願い申しあげましたが、ご協力をいただきありがとうございました。先生方におかれましては、今までにないレッスン方法へ変えることに戸惑われたり、オンラインレッスンに大変な思いをされている方もおいでかと、ご苦労をお察し申し上げます。
 このような大変な時にも拘わらず、支部長の先生方には、役員方の意向も集めていただき、貴重な多くのご意見を頂戴しましたこと、心から感謝を申し上げます。連盟本部では、各支部からのご意見を吟味し、子供たちのピアノへのモチベーションを保ち、このような時期だからこそ出来うる方法を模索し、先生方のご指導への一助をお示しできればと考えております。

 「自粛疲れ」もピークになりつつあるところでしょう皆様のお手元には、会報が届いたかと思います。
 本来であれば、141号春号は、予定されていた第36回全国研究大会でのルイサダピアノリサイタルをはじめ沢山のイベントの報告と写真満載のはずでした。全国優秀者演奏会の生徒さん方の立派な発表演奏、ルイサダ氏の公開レッスンレポートも、おそらく10頁強にわたり繰り広げられるはずでした。しかし、各イベントが中止となり、また困難なこの時期にもかかわらず、会報作成担当の広報部の先生方は、休刊することなく新しい企画を数々打ち出し、今までになく充実した春号を作ってくださいました。ぜひお手にとってご覧いただき、各支部の活動なども併せてご高覧頂きたいと思います。
 ルイサダ氏の演奏会や講演、レッスンを、安心して集えるようになったら、是非皆様方と拝聴したいものですね。

 このような中、事務局からも“ホームページ機能を、より充実していく”との報告がありました。
 新しい試みとして、会員限定の動画配信等を検討していただいているようです。
 会員の皆様との繋がりの密度を上げ、問題点を共有し、意見を出し合えるように、また様々な行事を中止せざるを得ない今、感染の心配をすることなく、どのようなプログラムなら、先生方のニーズに合い、お役にたてるものを載せることが出来るでしょうか?  皆様方の忌憚のない、率直なご意見をどうぞ事務局へお寄せ下さい。
 準備のため、今暫くお時間をいただきます・・・
 『会員のお一人お一人がつながり、皆様方でこの連盟を盛り上げ、作り上げていっていただきたい』 との思いが、ますます膨らみます。


 まだまだ、暫くは新型コロナウイルスとは向き合っていかなければならないようです。
 新しい生活様式は、会員お一人お一人、そして我々連盟でも考えていかねばなりません。

 新しい発想をもって


令和2年5月21日
公益財団法人日本ピアノ教育連盟
会 長 多 美智子

Vol.2へ << >> Vol.4へ