本連盟の二大事業の一つである全国研究大会。2021年は『Web配信による全国研究大会』として実施します。
今大会は、“JPTA会員限定”で、インターネットを通じていつでもお気軽にご参加いただけます(パソコンはもちろん、タブレットやスマートフォンからもご覧いただけます)。
『導入期・初歩のバロック』~バッハ家の音楽帖~(全3回)
講師:村上 隆(東京音楽大学客員教授)
|
大バッハが家族の為に遺した幾つかの音楽帖を通し、家庭人・教育者としてのバッハの実像に迫る。つまり「父親として教育者として子供達・生徒達に何を求めようとしていたのか」に、出来るだけ分かり易く解説できたらと思っております。
企画協力:宮腰いづみ、冨士素子、吉田千佳子
『近代フランス音楽を拓いた人々』(全2回)
講師:鶴園紫磯子(桐朋学園大学講師)
|
企画協力・演奏:河村晋吾
『フォルテピアノとチェンバロ、そしてクラヴィコードの世界を知りましょう』(全3回)
講師:小倉貴久子(東京藝術大学講師)、大塚直哉(東京藝術大学教授)
|
私たちが弾いているピアノが現代の姿になってきたのは,実は19世紀後半以降のことです。18世紀初頭に誕生したピアノは18世紀末から19世紀の前半にかけて急速に変貌していきました。私たちがレパートリーとしている多くの作品が生み出された当時の楽器を知ることは,とても興味深く,意義のあることでしょう。今回は小倉貴久子先生と大塚直哉先生をお迎えし,現代ピアノの前身であるフォルテピアノやチェンバロそしてクラヴィコードの世界を,その時代の作品を例に取りながら,少しだけ覗いてみたいと思います。
司会・企画コーディネート:渡邊健二